こんにちは!
営業サポートの中山です。
12月になりました❄
私は先月提出した年末調整の書類で一気に年の瀬を感じたところです。。
少しでも還付があると嬉しいですよね♪
毎月のお給料で所得税や住民税など、税金の存在は認識している方も多いと思いますが、
「固定資産税」についてはいかがでしょうか?
今日のテーマです🌷
固定資産税とは?
固定資産税とは、固定資産を所有する人に対して、毎年課せられる税金です。
固定資産とは、土地や家屋などの不動産のことを指します。
固定資産税は【 課税評価額 × 標準税率(1.4%)】という計算で算出されます。
課税評価額とは?
課税評価額は固定資産税額を決める際の基準となる価格です。
不動産の売買・建物の新築をすると、売買の決済や新築の完成に合わせて、登記をしますよね。
登記をすると、その情報が市区町村の税務課に行き、固定資産税課税台帳に登録されます。
固定資産税課税台帳をもとに、税務課の担当者が評価額を決定します。
評価額はどうやって決められる?
評価額は、地方税法によってきちんと評価の仕方を定めた「固定資産税評価基準」を基に算出されています。
土地と家屋でも評価の仕方は異なります。
土地の場合
土地は地目ごとに計算方法が異なります。
宅地であれば路線価や公示地価をもとにされます。
もちろん面積が広ければその分価格も増えます。
しかし、土地の形状や道路との接道の長さなども考慮して、土地の評価は上下します。
家屋の場合
家屋は、「再建建築価格」を基準にします。
つまり、同じ家屋を同じ場所に建てた場合にいくらかかるか?ということです。
築年数がたてばその分評価額も下がります。
物価変動も影響をうけます。
評価額は毎年送られてくる納税通知書、もしくは自治体の固定資産課税台帳で確認することができます。
評価替え
地価や物価の上下は常に起こっていることですよね。
また家屋も日に日に古くなっていることを考えれば、評価額も日々変化しているといえます。
それらに対応するために評価額は3年に1度見直しが行われます。
これを評価替えといいます。
(本来だと毎年見直しを行うことが望ましいのですが、コストや手間が考慮されています。。)
ちなみに評価額があまりにも納得のいかない金額であった場合は、再度適正に価格の審査をしてもらう制度もあるようです。
まとめ
不動産を所有する人にとって、どうしても関わってくる固定資産税。
地価が安い地域・時期は税金も安く済みますし、地価が高騰した地域・時期は税金も高くなります。
家屋に関しては減価償却で基本的に価値は下がっていきますので、税金は下がっていきます。
(一定の年数を超えると下がり止めします)
今回は固定資産税がどういったものかを学びました!
建売住宅の購入を検討している方にとっては、切っても切り離せない税金のお話でしたが、
住宅用の土地や新築をした際には軽減措置もあります!
また次回、学んでいきましょう♪