こんにちは。
営業事務のAです。
今日は、埋蔵文化財についてお話いたします。
土木工事等をされるときは、その土地が文化財埋蔵地内か外か調査します。
市町村の教育委員会にある文化財課で、調べて頂けます。
インターネットで調べるときは、熊本市内は熊本市のホームページを検索しましょう。
熊本市地図情報サービス - トップページ - (sonicweb-asp.jp)
建築主事のいない市町村は熊本県のホームページからもご覧になれます。
文化財埋蔵区域内であれば、60日前までに埋蔵文化財発掘の届出をしますので、
ゆとりをもった計画がほしいところです。
地盤調査に基づき、土木工事等の概要を示す書類及び図面・地図や届出申請書とともに教育委員会へ提出します。
地盤補強などで杭などを打つときは、試掘をしてもらいます。
重機を使って地盤を掘るため、すぐに試掘日の予約が取れないことも多く、
ここでも余裕をもったスケジュールが必要です。
当日は重機などで掘られた後、中に入って試掘され、
もし、貴重なものがでたら一次工事は中断となります。
(地盤補強がない場合、基礎の着工時を先に知らせて、その日に文化財課の方が見に来られます。)
工事の届出はどちらも必要となります。
先日、実際の試掘に立ち会ってきましたので、様子をご覧いただけたらと思います。
私たちの祖先が残してくれた貴重な文化財です。