こんにちは!営業サポート中山です!
皆様、テレビはお好きですか?
最近はテレビがなくても、インターネット環境を整え
youtubeや配信番組などスマホやタブレットで楽しむ方も増えているのではないでしょうか??
私はテレビっ子なので、ドラマやバラエティ、ニュースなど毎日お世話になっています(^^)/
今日はテレビを快適にみるために必要なアンテナ、それに付随する機器についてご紹介します!
地上波放送と衛星放送
テレビの電波は地上波(地上デジタル放送)と衛星波(衛星放送BS/CS)の2種類あります。
地上デジタル放送は、地上にある電波塔からの電波信号を受信して視聴します。
熊本市は金峰山ですね🏔
衛星放送(BS・CS)は宇宙に浮かんでいるパラボラアンテナから電波を受信信号を受信し視聴することができ、有料となっています。
それぞれの電波は異なるため、それぞれのアンテナで電波信号を受信しなくてはなりません。
TVアンテナ(UHFアンテナ)とBS/CSアンテナです。
※TVアンテナは標準建物価格に含まれていることが多いですが、
BSアンテナ工事はオプションとなりますので配線の打合せの際などに、希望を伝えておきましょう!
それぞれのアンテナで電波を受信しますが、実際にテレビを見る際は
リモコン一つで簡単に地デジ⇔BS/CSの切り替えができます。
その役割を担う機器がいくつかありますので、ひとつずつ見ていきましょう!
混合器
それぞれのアンテナで受信した異なる電波を1つにまとめるための機器です。
アンテナミキサーと呼ばれることもあります。
一つにまとめることで配線がすっきりします。
このような機器です。
分配器
リビング、子供部屋、寝室と3か所でテレビを見たい場合は、
各部屋にテレビ配線が必要ですよね。
新築の際は各居室に標準仕様でテレビ配線がされていることが多くなっています。
アンテナから受信した電波(衛星波もあれば、混合器で一つにまとめられた電波)を
各部屋に均等に分配するのが、分配器です。
2つの部屋に分配するのであれば2分の1ずつ、
3つの部屋に分配するのであれば3分の1ずつになります。
そのため複数のテレビで同時視聴をするとテレビの映りが悪くなることもありえます。
その際にはブースターという電波を増幅させる機器が必要になることもあります。
分波器
新築工事の完了した室内には、このようなコンセントがついています。
混合器でひとつにまとめられた地上波と衛星波は一緒になって
壁面まできているということですね。
混合器でまとめられた電波をそのままテレビに送ると、
テレビは電波の強いほうだけを流してしまいます。
そのためテレビにつなぐ際には、地上波と衛星波を分けてあげる必要があるのです。
そこで必要となるのが、分波器です。
混合器で1つにされた線を、2つに戻す、混合器の逆の役割をもちます。
テレビの裏を見てみると、地上波と衛星波それぞれの端子を接続する部分があります。
それぞれを接続することで、リモコン一つで簡単に切り替えをして
ストレスなくテレビが見れるようになるのです(^^)
ちなみに、混合器と分波器はまとめるのか?分けるのか?の違いですので、
同じ機器となっていることも多いようです。
混合器の写真には「分波器」という風にも記載されていますよ!👆見てみてください!
まとめ
TVアンテナ、BS/CSアンテナで受信した電波は、、、
混合器がひとつにまとめる
→分配器で各部屋へ分ける
→分波器でそれぞれの電波に戻してテレビに流す
なんとなく毎日見ているテレビは、このような連携プレーで成り立っていることが分かりました。
混合器と分波器はBS/CSの視聴の際に必要となります。
分配器は衛星放送を視聴しない場合でも、複数の部屋でテレビを見る際に必要となる機器です。
建売住宅では、TVアンテナが標準設備のところと、そうでないところがあります。
きちんと確認しておく必要がありますよ!
新築の際は建築会社の方で、アンテナ・分配器、ご希望に応じてBSアンテナや混合器の手配をしてくれます。
分波器はテレビとの接続の際に必要となるため、施主様でご用意いただく必要があるとご認識ください!(^^)!