家の防犯を考える

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こんにちは。だんだんホームのYです。

年末から、度々ニュースでは強盗事件について報道されていますよね。

 

うちはそれほどお金持ちじゃないから大丈夫、こんな田舎だから泥棒なんて入らないだろう。

そう思っていても、今やネットで実行犯を募る闇バイトなども存在し、

どこでいつ犯罪が起きてもおかしくない時代となってきています。

 

そう考えると、うちは絶対大丈夫、なんて言っていられませんよね。

自分の家は自分で守る。日頃からの防犯対策が重要となってきます。

 

しかし一言に家を守るといっても、どうすればいいのでしょう??

今回は防犯の観点から、家を建てる際にできることを考えていきたいと思います。

 

 

1.泥棒はどんな家を狙うのか?

泥棒は、取り掛かりから5分以上かかると7割以上、10分以上かかると9割近くが侵入を諦めるというデータがあります。

したがって、侵入に時間をかけさせることが、泥棒に入られないポイントとなるようです。

 

また、防犯カメラやモニター付きインターホンの設置も有効です。

更にそれらを設置していることをアピールしましょう。

その家が “ 侵入しにくい家 ”と判断され、避けられる可能性が高いからです。

 

2.強盗犯の侵入はどこが多い?

侵入口となるのは、窓が5割以上、玄関で約2割近くとなっています。

この2か所の防犯対策をしっかりすることは、防犯性を高める上で大変有効です。

 

更に、その中でも多いのが無施錠の窓や玄関からの侵入です。

ちょっとくらい大丈夫だろうとか、2階だから大丈夫、というわけではありません。

日頃から鍵の閉め忘れなど無いよう、出かける時や就寝の際には、戸締りの確認をしましょう。

 

3.泥棒を寄せ付けないために

ここからは、家の防犯性を高めるためにはどうすれば良いか、具体的に考えていきましょう。

 

侵入口への対策  ・防犯合わせガラス・防犯フィルムを張る

         ・玄関の鍵はピッキングされにくいディンプルキーにする

         ・クレセント錠以外の鍵をもう1ヶ所設ける

 

普通のガラスだとものの数秒で割れるのに対し、防犯フィルムが貼った窓では、ヒビが入るだけでなかなか割れません。

また、割れるのに時間がかかるため、犯人が諦める確率が高くなるのです。

玄関はこじ開けられにくいなどの、防犯性を考慮した製品を選ぶといいですね。

その際鍵は、ピッキング(鍵穴の)に強いディンプルキーがお勧めです。

 

庭や外構の対策  ・ 高い塀で囲み過ぎない        

         ・家の周りに砂利など踏むと音がするものを敷く

            ・人感センサー付きの外灯を設置する

         ・階上のベランダからの侵入をされないよう、足がかりになるようなものを置かない

 

近所の目を気にして高い塀で家を取り囲んでしまうと、侵入者も近所の目から隠す事になってしまいます。

ある程度隙間がある囲いにするなど、不審な動きをする侵入者が周りから見えるようにすることが重要です。

 

泥棒は、できるだけ周りに気づかれたくないもの。

砂利など歩くたびに音がする家に侵入することは避ける確率が高くなるでしょう。

また人感センサーでライトがつくだけでも泥棒侵入の抑止になりますね。

 

また、階上のベランダは無施錠にしがち。

ベランダに上がり込んでしまえば周りからも見えにくいため、階上のベランダからの侵入は意外と多いようです。

施錠はもちろんですが、ベランダに容易に登れる足がかりになるような物置やエアコンの室外機などの位置に気を付けましょう。

庭に植えた木が大きくなり、ベランダへ移れるようになる場合もあります。日頃から、そのようなものがないか点検しておくといいですね。

 

いかがでしたか?

まずは、ご自分で出来ることから、ご自宅の防犯を今一度チェックしてみてくださいね!!