不動産物件は実際に見なければ本当に希望やイメージに近いのかわかりません。
希望に近い物件が見つかったら遠慮せず、どんどん物件見学をしましょう。
また、見学は1件に絞るのではなく複数件を見比べましょう。
複数件を見て比較することで希望がさらに具体的になり、候補を絞り込んでいくことが出来ます。
物件のどこを見ればいいのか、ある程度のポイントをお伝えいたします。
土地の場合のポイント
- 立地や周辺環境
- 地勢や隣地や道路との高低差
- 以前その土地に何があったのか
- 日当たりや風通し
- 上下水、ガス引き込み状況
- 電柱や電線の位置
- 地盤形状と強度、補強の必要性
- セットバックの有無、必要性
- 境界確認
- 駐車スペース位置、高低差
- 用途地域
- 接道方向、道路の種類
- 建ぺい率、容積率
- その他制限
- 希望する間取りの可能性
- 建物取り壊しについて(古家付きの場合)
- ゴミ収集場の位置、状態
戸建の場合のポイント
- 建物の向きや周辺環境、騒音
- 地盤形状
- 電柱、電線
- 工法、断熱性、遮音性、耐久性など
- 日当たりや風通し、各部屋の明るさ
- 隣家との距離、窓位置
- 間取りの配置と生活導線
- トイレやお風呂場の換気や収納
- キッチンの設備や使い勝手
- 部屋全体や玄関の収納量、窓の数や種類
- 庭の状態、広さ、手入れ
- 駐車場の有無、状態、大きさ
- 外壁や基礎の状態(ひび割れなどがないか)
- 境界確認、越境物の有無
- ゴミ収集場の状態
- 水道、ガス、その他設備
マンションの場合のポイント
- 建物の向きや周辺環境、騒音
- 日当たりや風通し、各部屋の明るさ
- 上下階、隣室の音、遮音性
- 間取りの配置と生活導線
- トイレやお風呂場の設備・換気や収納
- キッチンの設備や使い勝手
- バルコニーの広さ、向き、大きさ
- 部屋全体や玄関の収納量、窓の数や種類
- 共有部分(セキュリティ、駐車駐輪場有無、エレベータ台数など)
- 管理状況(管理人の状態 楽器やペットの規約 ゴミ置き場の状態など)
気になった物件は複数回見学も
候補に残った物件は再度見学して、細かなところまで納得いくまで確認しましょう。
日当たりや騒音、マンションの場合は近隣の生活音などは時間帯によって状態が変わります。
時間や天候、曜日を変えて見学するのがお勧めです。
分からないことや心配なことはそのままにせず、すぐに質問、相談することも物件見学の際の大事なポイントです。