こんにちは!営業サポートのなかやまです。
今年の夏はまだまだ暑いですね、、
山や渓谷に行くと、平地と驚くほど気温が違ってとても快適で気持ちいいですよ!
写真だけでも涼しげ~~
エアコンの部屋から思い切って飛び出して、避暑地の天然クーラーで涼むのはエコだしおすすめです♪
私道に接している不動産購入の注意点
さて、これまで「道」について様々なご説明をしてきました。
建築基準法上における道路の考え方や種類、建築するにあたってのルールなどを見てきましたね。
道路にもいろいろな種類や決まり事がありますが、建築基準法上の道路に該当すれば一安心、、、とは言い切れません!!
道路の調査の結果、建築基準法上の道路であることが判明されたとしても、その道路が私道である場合、いくつか注意すべき点があります。
所有者の確認
対象土地の所有者は謄本で確認をしますね。
同じく道路部分の所有者も謄本を取って確認する必要があります。
所有者が分かれば、土地と私道の所有者が一緒であることを確認しましょう。
所有者が別人であると、それはつまり私道の持ち主は他人であるということ。
自らの敷地に出入りする際に必ず他人の土地を通行することになってしまいます。
その際に私道の通行料・使用料等を請求される場合があるため注意が必要です。
また水道やガスの引込み工事をする際に、私道の掘削工事の同意もいただかなくてはなりません。
共有持分の確認
私道の場合は、その道路を接道とする所有者が複数名おり、共有持分があることも多いです。
その際も前述「所有者の確認」と同様、勝手に道路の工事などができません。
共有持ち分がある際は、事前に共有持分を持った全所有者の承諾を取らなければなりません。
私道の維持管理義務
市道の管理は市がします。私道の管理をするのは各所有者です。
整備にかかる費用も原則所有者にかかってくるので、のちのち金銭的な負担が生じる可能性も考えておく必要があります。
住宅ローンを組む場合
土地購入の際に住宅ローンを組む方も多いでしょう。
その際に道路持分がないと、その土地の担保評価も下がってしまいます。
通行承諾書などの書面を銀行に提出しなければならなかったり、銀行によってはローン承認が下ろされないということもあります。
このリスクはとても大きいので事前に必ず確認しておかなければなりません。
◎確認事項が山ほどあって、しかも建築にかかわる重要な道路!!
みなさんも土地を見るときには、同じくらいしっかりと道路にも目を向けてくださいね👀
道路のお話もいったんここまで!!次回はまとめです~~