こんにちは。だんだんホームのYです。
日が暮れるのも早くなり、朝布団から出るのがつらい時期が近づいてきましたね・・・🍁
新築と中古住宅、購入するならどっちがお得?
家を購入(建築)するにあたって、新築がいいのか、中古を購入すべきか、悩ましいところですよね。
今回は、新築と中古住宅の土地価が良いのか探っていきたいと思います。
では、どちらがいいかを検討する前に、まず新築とは何かから、説明していきましょう!
新築とは?
新築の定義
新築とは、
【新たに建設され、かつ過去に誰も入居したことがなく、また、建築後1年未満のもの】
これらのすべての条件を満たした物件の事を言います。
実は新築とは、法律で厳密に定義されている言葉であり、住宅においては新築と中古が明確に区別されているのです。
新築住宅は未入居かつ建築後1年未満でなければならず、
誰かが1日でも入居したり、未入居であっても建物が完成してから1年以上経過した場合、
その時点で中古と扱われるようになってしまいます・・!
新築のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
1.設備、性能が最新のものを入れられる |
1.中古に比べ、価格が割高 |
2.税制面で優遇されることが多い |
2.実際に住む時のイメージがしにくい |
3.維持費が安い |
3.建築のための水道引込費や造成費が必要となる場合がある |
新築のメリットは、なんと言っても新品の設備機器や内装、断熱性能や防犯性能など、新しい機能を備えていることでしょう。
昔はシングルガラスが普通だったのが、今では断熱サッシが当たり前となり、水回りの設備も日々進化しています。
機能・性能が良くなり、その分光熱費などの維持費が抑えられ、もちろん新品なので修繕費もすぐにはかかりません。
また、お掃除しやすい・汚れにくいなどの付加価値も付き、快適に暮らせますね✨
注文住宅の場合一から計画するため、間取りなどの希望も取り入れやすくなります。
税制においても、中古より軽減されることが多く、登録免許税など建物にかかる税率は新築の方が低くなっています。
固定資産税は、床面積が50㎡以上280㎡以下の場合、
建物分について新築一戸建てで3年間半額になる特例が受けられます。
(ただし、1戸当たり120㎡が上限)
デメリットとしては、新品なので当たり前ですが、中古より割高となります。
土地込みの新築住宅である建売住宅は別として、
注文住宅ですと事前に実際の商品を見ることができないため、イメージしづらく、
建ってから思っていたものと違った・・・というようなこともあります。
中古では不要な、敷地に水道整備をするための給排水工事費などの負担金も想定しておく必要があります。
中古のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
1. 新築に比べ価格が安い |
1.新築より傷みが早く、修繕費や維持費用がかかる |
2.実際に物件を見て決めることができる |
2.購入時に仲介手数料がかかる(仲介会社を通す場合) |
3.新築戸建てより広い土地を確保できる場合も |
3.税制面での優遇が新築程受けることができない |
中古のメリットと言えば、一番に挙げられるのは価格の安さでしょう。
同じエリアで比較をすれば、土地の値段に変わりはなくとも、中古だと建築年数により価格は下がっていきます。
建物の価格を安く抑え、リフォーム資金へ回すことで、
気になるところを改善したり、拘りたいところにお金をかけることも可能です。
また実際に建物があるので、日当たりや使い勝手など、事前に確認することができるのも安心ですね。
新築より土地面積や建物の面積が広い場合も多くあります。
新規分譲地など、できるだけ多くの建物を建てたいがため、土地は最低限の広さしかないことが多くあります。
中古戸建は、最近の建物と比べ土地が広いことも少なくありません。
庭や駐車スペースを広く取りたいという方は中古戸建も検討に入れると良いかもしれません。
中古のデメリットと言えば、建設してから月日が経っているため、修繕にかかる費用を考える必要があること。
例えば断熱性能も最近の住宅に比べ劣っていることが多いため、リノベーションを行わずそのまま住む場合、光熱費も新築に比べ高くなるでしょう。
また、新築では受けられる固定資産軽減措置がないなど、新築に比べ税金の優遇制度は少なくなります。
まとめ
新築と中古を比較すると、どちらにもメリット・デメリットがあります。
新築に比べ、中古住宅は立地や広さなどより良い条件の物件を見つけやすいことがあります。
立地の優先順位が高い場合、中古住宅で検討する方がいいかもしれません。ただし、リノベーションするにも制約も出てきますので、しっかり物件の見極めは必要です。
反対に、間取りや設備等に優先順位を置く場合は、新築の方が制約も少なく思い通りにプランできる可能性が広がります。
何を優先するのかによって新築住宅が良いのか中古住宅が良いかは変わってくると思います。
また、物件探しにはタイミングもありますので、マメなチェックも忘れないでくださいね。